岩茶の魅力
ニューヨークに住んでいた25年前、チャイナタウンのお茶屋で、中国茶と出会いました。以来色々な中国茶を愛飲しています。初めの10年くらいは香りと水色が好きで阿里山高山茶などの台湾烏龍茶を飲んでいました。夏にはこれでアイスティーを作って友人にふるまうとペットボトルの烏龍茶との違いに皆びっくりしていました。

その内、もうひとつのシルクロードと言われる「茶馬古道」のことを知り、これがきっかけで雲南プアール茶を飲むようになりました。プアール茶は長い年月で自然発酵させていく生茶と人工的に菌を発生させて発酵を促す熟茶と2種類あります。市販のものの殆どは熟茶と思ってよいです。

生茶はビンテージの度合いで値段が高くなるのですが、高ければ必ず美味しいかというとそうでもないです。いくらでも偽物があるので、要注意です。何回か失敗をしましたが、今ではビンテージの旨み甘みをしっかりと舌で把握出来るようになりました。それからしばらくして、何かのエッセイで岩茶の事を知りました。この頃、北海道札幌に住んでいたので、数少ない中国茶店を探して、最高級の岩茶だという大紅抱を購入しました。かなり高かったのですが、台湾茶とは全く違う強烈な香りは衝撃的でした。これ以降色々な岩茶を飲み分けています。

この夏、岩茶愛好者訪中団に加わり中国福建省の武夷山へ行きました。今は中国政府の管理下にある念願の大紅抱の原木を見て、岩茶研究所の劉所長を訪問。本物の職人技による手作り岩茶完成までの苦労話を聞き感動し、すぐそのお茶をたっぷり飲ませてもらい更に感激しました。帰りに東南アジア最大という広州の茶市場に寄り、岩茶・プアール茶の他に珍しい茶器を購入し、満足の旅でした。

岩茶に興味のある方は『岩茶のちから(左能 典代・著)』に岩茶の事や、前述の劉さんの事が詳しく書いてあります。

また、「岩茶房」でも岩茶の事はよくわかります。
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by shosenkyo-r_01 | 2010-09-20 09:57 | 趣味
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